先ほど やっと、映画『土を喰らう12ヶ月』を観てまいりました。
自然の風景とお食事の場面がすばらしくて、楽しかったです!
主演俳優のジュリーはもちろん!女優さんたちが すてきでした。
これは いくつか読み解きがあって、それもおもしろいです。
以下に、映画の感想を書きます。
感想を書くにあたって、一部、内容にふれることがあります。
映画のストーリー等を一切 知りたくない方は、この記事は読まないでください。
(この記事に、ぬいぐるみのお話は ありません。)
以下、映画の感想です。
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《 沢◯◯◯ 主演 『土を喰らう12ヶ月』の感想 》
自然の風景がきれいな のどかな映画で、すてきでした。
畑のみずみずしい作物をつみとったり、昔ながらのお台所での調理場面は、見ているだけで平和な風景です。
フランスの映画『田舎の日曜日』を少し思い出すような映画だと、まず感じました。
主人公のツトムが編集スタッフの女性に、お茶をたててあげる場面があるのですが、とてもすてきです!
編集スタッフの女性が、なぜ盛りつけて差しあげないのか、そうしようと試みないのか、少々 疑問に感じました。
ただ、それは最近の風潮にあわせた演出なのでしょう。
しばらく映画が進むうちに、原作にはない、この映画としてのストーリーが展開されていきます。
先ほどまで、この映画を観た知人とも話をしたのですが、原作者の 水上 勉 と、主演俳優の沢田研二 のキャラクターが ちがう印象を受けました。
( 主演俳優さんのせいではないです。 沢◯◯◯の演技は すばらしいです。)
それから、ある行事の場面が中ほどに入りますが、この場面で、地方での こういう場面で、これはないのではないか . . . と思うことが多く、この映画の感覚は、かなり都会だけをご存知の方々が制作されたのかな . . . という印象を持ちました。
それがいいとかどうとかいう意味ではなく、日本の地方での人間関係や、行事に対しての思い入れなど、加味しない形での演出に見えました。
( あるものが、とても大きく仕上がってできたのは、すごく楽しくて、私は好きです。
映画館の中で、人が多かったのですが、笑い出しそうになりました。楽しい演出だと思います!)
ただ、リアリティーから遠すぎる気がしました。
知人は、山梨に実際に住まれている方と最近 話をしたことがあるのですが、そういう地域での人間関係や、こういう場面でのことは、今現在の都会の一部で考えているような感覚とは違うことが多いと思います。
こういう演出は、できれば背景の場所を、大都市のどこかに持っていったほうが かみあいやすい気がしました。
ミスマッチを狙っているとしても、それなら なおさら細かいところは現実味のある演出にしたほうがいいように感じました。
( 僧◯をあの場面で呼ばないまま、というのは、あの場に集まっていた村人たちの話の内容から考えるに、ちょっと おかしすぎる気がします。)
犬が出てきて、和みます。
ですが、この犬も、田舎暮らしをしている犬にしては、おとなしすぎるように見えました。
撮影しなければいけないから、いろいろ大変だと思いますが、おとなしすぎて、実際の田舎に こういう雰囲気の犬は見かけない気がしました。
当ブログ管理人の iris - i が今現在 住んでいる場所も、かなり地方ですので、このあたりの現実味というか、温度差みたいなものを感じてしまいました。
ところで、原作者の水上 勉は、子どもの頃に、禅寺に預けられています。
その話も、映画の中で出てきます。
そして、原作『土を喰う十二ヶ月』の本のなかでは、禅の考え方を基本にした生き方について書かれています。
生き方、というとき、もちろん死に方でもある、というのは確かにそうなのですが、‘ ツトム ’ の死生観にふれていく過程が 映画『土を喰らう12ヶ月』では描かれます。
それをもっと深掘りしていいような気がしました。
‘ ツトム ’ の あることがおこる前後のストーリーのつながりに、なんとなく違和感を覚えます。
先に 水上 勉 と 沢◯◯◯ のキャラクターの相違が大きい気がする、と書いたこととも 少しつながります。
でも、いずれにしても、このキャラなら、この発言は . . . というところが、スムーズではない気がしました(個人の感想です。)。
あとのセリフがこれなら、先のセリフの場面は . . . とか、そういうことを考えてしまいました。
なんだかキャラクターがずれている気がするのですが、この映画を観にいらした方々は どう思われましたか?
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感想として、どうしても書いておきたいことに、この原作の世界観をしっかり生きている映画の中の人物は、主人公や他の村人たちもさることながら、チエ ( 奈良岡朋子 )のように感じます。
チエの人生をもっと見てみたい気がしました。
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全体的に、軽やかで、自然の風景がきれいな すてきな映画だと思いました。
お食事の場面も楽しいですし、人々の集まりも すごく和やかで 素敵だと感じます。
炭火や薪が赤々と燃えている場面も大好きです。
映画のシナリオ本には書かれていて、映画にはないシーンがあると ほかの方の意見を見ました。
どんなシーンなのか、気になります。
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《 メモ 》
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今回は、沢◯◯◯主演 映画『土を喰らう12ヶ月』の感想を書きました。
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追記 : 2022年12月7日
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