Fairy tale

Hi ! ^ ^ 幸運いっぱいの一日でありますように!日々の楽しいことや しあわせなこと、神社散策、動いて話す ぬいぐるみたちのいる浮き島の物語などを書いています。たまに猫が鳴きます。

とろぴかるな宙の島にて カラス編 Ⅱ パリスの浮き島 & 恐竜博物館を訪れて、ニース風サラダ

地上の彼方 前方、夕暮れの空のなか微かに。

仲間のカラスたちの姿を捉えた、色変わりする羽を持つ鳥、もといカラスは。

 

‘ いつもとこ ’

と、思うともなしに思った。

 

眠る場所のこと。

いつもの『じんじゃのもり』の2番目に高い◯◯の木のあの枝、ということを。

 

カラスが頭の回転が速いことには、すぐその時のことに焦点がいくことである。

 

遊ぶ時には遊ぶこと、眠る時には眠ること。

 

 

それでも、ほんのちらりと考えた。

‘ 怪鳥の姿、ほんまに見たら ’

‘ . . . . . ’

‘ . . . 泣きだされても めんどうやしな- ’

 

さらに。

‘ おまけに あいつら ’

‘ 天下のカラスさまが “ ちがいのわかる おとなな鳥 ” ということ ’

‘ ぜんっぜんっ わかってへんから ’

 

カァ- と一声 鳴いて。

 

薄暗くなる、さわとそよぐ風のなか、高い木のある方へ降りたっていく。

 

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その頃、新しいパリスの浮き島では。

 

テラスにおいてある大きなテーブルに、また新しいプレートが運ばれてきて。

 

「まぁ、こちらも取りわけていただきましょう」

と、パリスおばさまのほがらかな声。

 

南国のような暖かい潮風に乗るように。

ゆったりとした和やかな音楽が流れてきて。

 

りすの ぬいぐるみが ふと。

‘ まさか ’

‘ あの色変わりする羽の鳥にも ’

‘ このお食事会に さそってやればよかった、とか思ってない? ’

 

いりすは ただ、にっこり笑って。

スープを口に運んだ。

 

‘ そ-よね- ’

‘ あら、おいしい ’

と、きれいな声の小鳥。

 

いりす

「あのね、“ かいちょう ” って、ほんとに いるのかしら、ね?」

 

 

パリスおばさまが 近くにいる給仕係に何か伝えたあと。

「ねぇ、あのあたり、見えるでしょ?」

と、みんなに話しかけたので。

 

「あれはなんですか、パリスおばさま。」

と、いりす。

 

「あれはきっと。」

「にゃにゃ- が建設する、と言っていた美術館と博物館。」

「それに海の上の小さい島には、たぶん。」

「舞台と、しあたーるーむ。その向かい側岸の林の奥には」

「~(球技名)場と~(競技名)場に、 ~(競技名)会館ね。」

 

いりす たちは目を輝かせた。

 

ニース風サラダ 2024   Salon d' Iris - I Fairy tale

 

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《 Fairy tale 》

Salon d' Iris - I Fairy tale へ いらしてくださって、ありがとうございます。

今回は、‘ パリスの浮き島 ’ シリーズ 第5話です。

とろぴかるな宙(そら)の島にて カラス編 Ⅱ です。

( ひとつ前のお話は、にゃにゃ-編 I です。

  ふたつ前のお話は、カラス編 I です。)

色変わりする羽の鳥、つまりカラスが地上へ帰りながら考えごとをしています。

パリスおばさま所有の新しい浮き島では、新しい建物が次々と建築中のようで、みんな大喜びしています。

 

物語に登場する にゃにゃ- はにー いりす パリスおばさま、そのほかのぬいぐるみたちは全て、Fairy tale オリジナルキャラです。

実在する人物や特定の物や事象とは関係ありません。

 

《 恐竜博物館を訪れて 🌴 🦕 🌋 》《 ティラノサウルス 🦖 🌴 🌺 》《 酸素濃度 》《 観光地での記念撮影といえば 》《 カラスには注意せよ看板 🐦‍⬛ 》《 ニース風サラダ 》は、下に書いています。

 

動いて話す ぬいぐるみたちがいる浮き島での物語(創作)のほか、日々の随想などを書いています。

ぬいぐるみたちの物語(創作)は、イメージシーンです。なんとなく つながっていくように書いています。

◯や△や~~表記が多いブログです。

 

カテゴリー『飛行船2』は、旅先各地の話題や碁の話題のカテゴリーです。

 

更新はゆっくりですが、どうぞ よろしくお願いいたします。

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Salon d' Iris - I Fairy tale ( サロン ディシ フェアリーテイル / イリスの応接室 フェアリーテイル )で遊んでくださって、ありがとうございます。

 

今年 2024年になってから、人と会ってお話しする機会が元に戻って増えました。

今月も連続して いろいろな方々とお話しできて、嬉しいです。

先だってには、恐竜博物館に出かける機会もあり、お話が弾んで、たいへん楽しかったです。

 

気分のほがらかな日が続いています。

 

世の中は春休みシーズンですね。

ご家族連れのお出かけの多い時期、特に子ども達にとって楽しい明るい体験が安全にできますように。

 

このブログに辿りつかれている あなた様は、恐竜や地質や、水晶や鉱石等に ご興味はありませんか。

 

 

《 恐竜博物館を訪れて その1🌴 🦕 🌋 》

先だってに幾人かの方々とご一緒して、恐竜博物館を見学してきました。

私が こちらの恐竜博物館を訪れるのは初めてです。

 

子供の頃、別の恐竜についての展示を見に行ったことはあります。

その時は、実際に恐竜の骨にふれて、それにふれた証明書というカードを手にしたことはありました。

それは子供達が喜びそうな企画でした。

 

今回のこの恐竜博物館には、私 Iris - I は初めて訪れましたが、とても綺麗で広く、展示物がとても多く、時代ごとや種別ごとに理解しやすいように展示されていて、とても楽しかったです。

 

恐竜の骨の模型(複製)や本物の骨、皮膚まで残っている化石、この日本のその土地から出土した恐竜の骨、それから水晶や貴石を含む鉱石類など、興味深い展示物がたくさん並んでいました。

 

今回、私 Iris - I は めずらしく、~を持って行きましたので写真を撮ることができました。

( 館内での撮影は可、但し三脚とフラッシュは不可。)

 

館内の写真は展示物を含むため、念のためブログアップはできるだけ避けようと思います。

建物外観の写真などを少し載せます。

 

恐竜博物館を訪れて 2024年3月   Salon d' Iris - I Fairy tale

ホワイトザウルスの生誕の丘 2024年3月   Salon d' Iris - I Fairy tale

上記写真は、ホワイトザウルス生誕の丘だそうです。

 

丘と聞くと◇◇の丘を思い出しますね- ◯◯◯の~( 略 )。

 

林の中に恐竜 2024年3月   Salon d' Iris - I Fairy tale

 

 

《 ティラノサウルス 🦖 🌴 🌺 》

恐竜博物館を訪れるにあたって、ティラノサウルスという一番 有名な恐竜の一つかもしれない名称さえ、すぐに思い出せていなかったほど、恐竜には詳しくありません。

 

ティラノサウルスは、頭の大きい、大型肉食恐竜です。

噛む力が6トンにも及ぶと推定されているそうです。

いわゆる ‘ 怪獣 ’ の原型のような生き物ですね。

 

その骨組みを見てきましたが、なかなか大きくて、存在感が抜群です。

 

実際には皮膚は、何色をしていたのでしょう。

それから、皮膚はそのままだったのでしょうか。

 

生命倫理の観点から恐竜の卵を◯◯させることは規制がかかっていて当然と思っていますが、実際はどんなだったのだろうと考えるところから研究は進んでいきます。

 

館内では、人による化石をきれいにする作業風景まで見学することができました。

発掘作業やクリーニング作業は、気の遠くなるほど根気のいる作業だと感じます。

 

アニメーションによる説明もあります。

 

 

《 酸素濃度 》

私 Iris - I の勝手な見解ですが、恐竜がいた当時の酸素濃度は高かったのではないか、と考えています。

酸素濃度が高いと、金魚などでも大きく育ってしまうと聞いています。

 

恐竜が大きいのはそのせいかも、と考えていましたが、今回、恐竜の育ち方のパネルを見ながら、本当にそれだけで説明がつくかどうか、周りの方々とも話をしていました。

 

あんなに急激に大きく成長していく、というのは、何が違うのでしょう。

 

薄暗い夕暮れ時のような照明の館内には、恐竜の吠え声のような音声が時折 流れて聞こえてきます。

 

まるで茂みから恐竜が顔を出してきそうな . . . 

 

 

恐竜博物館での感想は、つづきの記事( 2024年4月2日に掲載済 )の ‘ その2 ’ へと続きます。

 

 

《 観光地での記念撮影といえば 》

この顔開きパネルの記念撮影場所。

 

久しぶりに見かけた顔開きパネル 2024   Salon d' Iris - I Fairy tale

 

 

《 カラスには注意せよ看板 🐦‍⬛ 》

どんなカラス? 2024   Salon d' Iris - I Fairy tale

 

 

《 ニース風サラダ 》

この記事の一番初めに載せている写真が、ニース風サラダです。

 

半熟茹で卵やオリーブにアンチョビを用いたニース風サラダという名称でのサラダの作り方はいろいろあると思いますが、今回のニース風サラダは、某 有名お料理番組での S.A.先生のレシピを参考にして作ってみました。

 

とろとろの黄身をかけるように使う、というのが楽しいです。

 

ドレッシングに用いたアンチョビは大好きな素材、簡単に旅先気分まで味わえますよね。

お酒もいろいろ楽しめます。

 

 

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つづきのお話です。

‘ パリスの浮き島 ’ シリーズ 第6話です。

新しいパリスの浮き島には◯◯があって。あのイルカたちは? & ドラマ仕立ての夢を見て。

恐竜博物館内レストランでのベジカレーと ティラノパフェ春限定の写真あります。

とろぴかるな宙の島にて にゃにゃ-編 Ⅱ パリスの浮き島 & 恐竜博物館を訪れて その2、ふしぎな夢

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manoir-entre-ciel-et-terre.hatenablog.com

 

ひとつ前の記事です。

‘ パリスの浮き島 ’ シリーズ第4話です。

暖かくて甘い花々の香りに包まれているパリスの浮き島の浜辺に、にゃにゃ-の姿 . . . と新キャラがあらわれて。

あの人気のお料理番組レシピの鯛の炊き込みご飯の写真あります。

とろぴかるな宙の島にて にゃにゃ-編 I パリスの浮き島

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ふたつ前の記事です。

‘ パリスの浮き島 ’ シリーズ第3話です。

パリスの浮き島は暖かくて、甘い花々の香りが漂っています。

スコッチエッグとバ◯◯□ーラの写真あります。

とろぴかるな宙の島にて カラス編 I パリスの浮き島

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みっつ前の記事です。

‘ パリスの浮き島 ’ シリーズ第2話です。

仔犬がどこから来たのか、カラスが知っている様子だとか。

カラスが言うには パリスの浮き島 & 白い◯

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そのほか関連記事や お話は、こちらです。

 

‘ パリスの浮き島 ’ シリーズ 始まりのお話( 今回のシリーズの第1話 )です。

お野菜たくさんのオーブン焼きの写真あります。

2024年2月21日に掲載、よっつ前の記事です。

わんちゃん あらわる パリスの浮き島 & アニメ映画の特典2種

カテゴリーは『にゃにゃ-とあそぼ』『にゃ-♪』『蝶々ひらめく』へ どうぞ。

manoir-entre-ciel-et-terre.hatenablog.com

 

‘ にゃにゃ-の遊園地 続編 ’ シリーズの始まりのお話です。

いりすが大きいワンちゃんを飼いたいと言いだして、にゃにゃ- は? 

2023年10月26日に掲載したお話です。

わんちゃん さんせい にゃにゃ- の遊園地 続編 & 甘い柿

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manoir-entre-ciel-et-terre.hatenablog.com

 

各カテゴリーの簡単な説明と、ぬいぐるみたちのお話の それぞれの始まりのお話を載せている記事をまとめています。

始まりのお話に入ったら、つづきのお話をたどっていくことができますので、遊んでみてください。

カテゴリー案内 始まりのお話 一覧

カテゴリーは『一覧』へ どうぞ。

manoir-entre-ciel-et-terre.hatenablog.com

 

JULIE LIVE の感想の記事をまとめています。

2024年 4月から7月にかけて、いよいよ開催されます!

JULIE LIVE「甲辰 静かなる岩」。

‘ にゃ-♪ 最近の記事のまとめ1 ’ ( 2022年のLIVE感想 )この中にあります。

にゃ-♪ 最近の記事のまとめ2

カテゴリーは『一覧』『にゃ-♪』へ どうぞ。

manoir-entre-ciel-et-terre.hatenablog.com

 

Fairy tale はじめての方への おすすめ記事と物語です。

‘ はじめに( 改訂 )’ ‘ 冒険1 森の奥のお城へ ’ ‘ へ~んしん 馬車の中で ’ 『蝶々ひらめく』『にゃ-♪』おすすめ記事ほか、‘ カテゴリー案内 始まりのお話 一覧 ’ など、こちらです。

先の ‘《 ご案内 》はじめての方へ おすすめ記事とお話 ’ この中に入っています。

《 ご案内 》はじめての方へ おすすめ記事と物語

manoir-entre-ciel-et-terre.hatenablog.com

 

Salon d' Iris - I Fairy tale l'île flottante de Nyanya ( ぬいぐるみセラピー Fairy tale にゃにゃ-の浮き島物語 )で遊んでくださって、ありがとうございます。

 

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