Fairy tale

Hi ! ^ ^ 幸運いっぱいの一日でありますように!日々の楽しいことや しあわせなこと、神社散策、動いて話す ぬいぐるみたちのいる浮き島の物語などを書いています。たまに猫が鳴きます。

とろぴかるな宙の島にて カラス編 I パリスの浮き島

飛行船の窓の向こうに見えるは、パリスの浮き島。

 

にゃにゃ-の浮き島からは少し離れた軌道を浮かび飛ぶ、パリスおばさま所有の浮き島です。

 

最近に、パリスおばさまが見つけて買い取った浮き島なのだそうです。

 

地上でいうところの ‘ 南国の楽園 ’ を描いたような風景が広がっている、豊かで暖かい浮き島です。

 

ヤシの木が立ち並び、潮風に乗って甘い南国の花々の香りがそこかしこに漂っています。

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パリスの飛行船は無事に このパリスの浮き島に着陸しました。

 

いりすたちと大型犬の仔犬は、どこかの地上にある大きなリゾートホテルのような建物の中へ入っていきます。

 

いりすたち みんな、仔犬も、とっても元気で大喜びで降り立ちます。

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さて。

ここは、地上でいうところの大きなリゾートホテルのような建物の一角。

 

向こうには明るいテラスが広がっていますが、いりす たちが なにやら おしゃべり中。

 

 

‘ そんなはずないやろ ’

と、カラス、もとい 色変わりする羽を持つ鳥が言います。

‘ なんで そうなんねん ’

 

カラスはそう言って、斜め上の方を見ました。

 

「だって 胡散くさいじゃない。」

「怪鳥だなんて。」

いりす が言い返します。

 

きれいな声の小鳥が続けて言います。

‘ なんたってカラスさんのお話ですもの- ’

‘ 仔犬を運んでいる怪鳥をカラスの集団が追撃したぁ? ’

‘ ありへんしぃ ’

 

カラス

‘ ありえんことないぞ ’

 

‘ あ、そういう言い方しはるんや- ’

と、きれいな声の小鳥。

‘ ほんまや、って言わへん ’

 

‘ だいたい、なんで この浮き島に来てるのよ ’

りす の ぬいぐるみも言います。

‘ それに ’

‘ この浮き島群界隈で、大きい鳥って言うたら ’

いりすの方を向いて、

あのお城で飼っている、伝説の大きな鳥

‘ つまり あの “きょうりゅう” しかいないでしょ ’

 

「そうね。」

と、いりす。

「あの “ きょうりゅう ” より大きな怪鳥なんて、この界隈では聞きません。」

「怪鳥が- とか言って」

「仔犬を運んできたの、あなたでしょ?

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「何を騒いでいるの?」

と、向こうの明るいテラスから声が飛んできました。

パリスおばさまの声です。

 

いりす

「ほら- 」

少し小声になって。

「パリスおばさまに見つかちゃうじゃない。」

 

りす の ぬいぐるみ

‘ さっさと白状しなさいよ ’

 

 

カラスは大きめの声でカァと鳴いて。

‘ 知らん!’

‘ だいたい見てみ? ’

確かにカラスさまは大きいし賢いし、強い鳥や

 

‘ せやけど ’

 

‘ あんな でかい仔犬 ’

‘ 運べるか、ほ- ’

 

 

ちょうど そのタイミングで、近づいてきた仔犬が ワン!と鳴きました。

 

 

それを聞いたカラス。

もう一度、クワァ-と鳴いて。

クワッめんどくせ- ’

カラスは このパリスの浮き島の、実がたくさん成っている南国の木々や茂みのある森のほうへ飛んでいきます。

 

 

「あら?あれは もしかして . . . 」

と、こちらへ近づいてきたパリスおばさまが、森の上を飛んでいくカラスのいる空の方とは ちがう方向の空を見ながら、言います。

 

いりすが、ちょっと あわてて。

「なんでもないんです。」

「パリスおばさま😊、テラスでのお食事が楽しみです!」

 

りす の ぬいぐるみたち、みんな。

‘ 楽しみです!’ 🤗

 

木漏れ日がきらきらするテラスでいただくお食事 2024   Salon d' Iris - I Fairy tale

南国の花々の香りと楽しむドリンク 2024   Salon d' Iris - I Fairy tale

 

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《 Fairy tale 》

Salon d' Iris - I Fairy tale へ いらしてくださって、ありがとうございます。

今回は、‘ パリスの浮き島 ’ シリーズ 第3話です。

とろぴかるな宙(そら)の島にて カラス編 I です。

仔犬を浮き島に持ちこんだのは誰なのか、という件で、いりすたちが どうしてだかパリスの浮き島にいたカラスを問い詰めています。

 

この物語の中でのカラスは、色変わりする羽を持つ鳥で、なぜか地上と浮き島を行き来することができる稀有な鳥という想定になっています。

 

《 スコッチエッグ 🥚 》《 とびきりおいしかったレストラン 🇧🇪 》《 飯盒炊爨 1 》《 飯盒炊爨 2 》《 レシピ集は 》他は、下に書いています。

 

動いて話す ぬいぐるみたちがいる浮き島での物語(創作)のほか、日々の随想などを書いています。

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スコッチエッグ 🥚

中に入れた茹で卵は鶏卵ではなく、うずら卵を用いてスコッチエッグを作ってみました。

ですから少し小さめですが、オーブンで焼いて仕上げています。

 

あたたかいスープと、パンかご飯と一緒に。

 

手でこねる作業は楽しいです。

ハンバーグやパン作りなど、手で捏ねたり まとめているときが楽しくて気分転換になります。

 

塩加減を好みに調整できるのが、体調的にも楽になる気がします。

 

外食するのもそれはそれで大好きです。

そちらも気分転換になりますし、なんといってもプロの方のお料理は、ものすごくおいしいですから。👨‍🍳 🍽️

 

 

《 とびきりおいしかったレストラン 🇧🇪 》

想像を超えるほどのおいしさに出会うことがあります。

 

私が好きな、ある有名な◯◯◯のレストランは、いつも驚くほどのおいしさとサービスが受けられます。

何か他で抱えているようなことがあっても、全て吹き飛んでしまうような素晴らしさです。

 

ところで、そのレストランの素晴らしさに並ぶのではないか、と感じたほど、感動したレストランがありました。

 

だいぶ以前になりますが、それはベ◯ギー ブ◯ージュにあったレストランです。

中世然とした愛らしい街ブ◯ージュにしばらく滞在する機会があった際に訪れました。

泊まっていたホテルからは、あるきれいな公園を歩いていった先のその街らしい少し古風な街並みの中にあったレストランです。

 

名称も素敵な意味を持つレストランでした。

 

 

あった、というのは、後に そのレストランがない、ということを知ることになったからです。

 

その後 何年も経ってから、そちらに移り住んでいたある知人の方( 日本人の方 )にお伝えしてみたところ、その場所を訪れて下さったのです。

他の現地の方にも確認して、2度以上 探しに出かけてくださったそうですが、どうしてもそのレストランが見つからず、おそらくその建物は、別の所有者に変わっていて、レストランではなくなっている、とのことでした。

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私がそのレストランを訪れた際、あまりにもおいしかったので、笑顔でプレートを運んできてくださる給仕の女性の方に、その旨 伝えていましたら、すごく喜んでくださいました。

 

途中で、店内のインテリアが煉瓦造りの上に飾りつけの雰囲気がとても素敵に感じたので、それも伝えましたら、デザートの頃に、‘ よろしければお客様、シェフが厨房をご覧になられませんか、と申しております。’ とおっしゃってくださったのです。

 

それでそのレストランの厨房を見せていただくことになったのですが、笑顔のシェフの方とご挨拶させていただき、広めのその場所をぐるりと廻らせていただいて、とても興味深い経験となりました。

 

後からわかったことには( レストランのパンフレットを拝見して )、シェフの方と給仕の女性の方はご夫妻で、笑顔がお幸せいっぱいに素敵なお二人でした。

 

店内のインテリアは主に、奥様にあたる給仕をされている女性の方がなさったそうで、それをこちらが気に入ったことを、シェフの方がとても喜んでいらしたのが印象的でした。

 

もしかしたらあのお二人は、さらに大きなヨーロッパの街のどこかでレストランを開いて( または有名◯◯◯のお店で )、大人気なのかも . . . と想像しています。

 

 

《 飯盒炊爨 1 》

キャンプ場や許可されている屋外で、薪火で炊くご飯はおいしいですね。

 

飯盒炊爨をした楽しい経験や思い出はありますか。

 

少し思い出すのは、どれくらいの状況かを判断するのに、時間の他に、枝などを使ってぐつぐつ煮立っているかどうか振動で確認する、というのがありますよね。

火加減の調整を自分たちでする、というのはおもしろい経験です。

 

私はカレーの準備で、炊き上がるまでの間、友人たちと一緒に野菜を用意していたのを思い出します。

 

私自身は最近はそのような機会はありませんが、友人や親戚の中には、家で土鍋でご飯を炊く人たちがいます。

お米や水にも気を使っている人たちです。

自分で状況毎に火加減を調整して炊くそうです。

 

土鍋でご飯を炊くというは素敵ですね。

 

どんな方法でも、炊き立てのご飯はおいしいですね!

 

 

《 飯盒炊爨 2 》

飯盒炊爨という文字を漢字で書くのは久しぶりの気がします。

爨という漢字の画数の多いこと。

紙に書いて、確認してしまいました。

 

この記事に辿り着いてくださっている方、書けますか。

変換など使わずに見ずに書ける方、漢字に強い方ですね!

 

 

《 レシピ集は 》

レシピ集は、お料理でも手芸でも、かなり昔々のものから近年発行のものまで、見ていると楽しくなります。

作ってみたいものを見つけて、少しずつ作成していく時間が好きです。

 

 

《 バ◯◯□ーラ 》

子ども向けの飲み物と思いきや、バ◯◯とあるもののほかに洋酒も用いています。

 

あ、このレシピは❣️と思われた方、そう、それです。

私の手元にあるものは、昭和五六年一月◇◇日 第十二刷発行とあります。ハードカバー版です。

 

その写真では、当時でもレトロ感のあるグラスに注がれていますが、これは大人向けの飲み物ですよね。

 

この~は、昔から見ていて飽きることがなく、とても楽しいです。

 

 

《 お箸 🥢 》

もしかして、どなたかお箸をお入り用でいらっしゃいましたか?

 

カトラリーをいつも写していなくて、すみません。

 

 

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つづきのお話です。

‘ パリスの浮き島 ’ シリーズ 第4話です。

暖かくて甘い花々の香りに包まれているパリスの浮き島の浜辺に、にゃにゃ-の姿 . . . と新キャラがあらわれて。

あの人気のお料理番組レシピの鯛の炊き込みご飯の写真あります。

とろぴかるな宙の島にて にゃにゃ- 編 I パリスの浮き島

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manoir-entre-ciel-et-terre.hatenablog.com

 

ひとつ前の記事です。

‘ パリスの浮き島 ’ シリーズ第2話です。

仔犬がどこから来たのか、カラスが知っている様子だったとか。& あの邦画を観てきました❄️

カラスが言うには パリスの浮き島 & 白い◯

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ふたつ前の記事です。

‘ パリスの浮き島 ’ シリーズ 始まりのお話です。

お野菜たくさんのオーブン焼きの写真あります。

わんちゃん あらわる パリスの浮き島 & アニメ映画の特典2種

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manoir-entre-ciel-et-terre.hatenablog.com

 

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そのほか関連記事や お話は、こちらです。

 

2月は 管理人 Iris - I にとって、お祝い月でした。

2024年2月6日に掲載、よっつ前の記事です。

パリスおばさまの浮き島風サラダ 2024 & お祝いの2月にプレゼントが届いて

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2024年1月22日に迎えていたブログ2周年記念のお祝いをしていました。

にゃにゃ-たちのいる ひみつきちとは . . . ?

2024年2月2日に掲載、いつつ前のお話です。

ひみつきちで 2024 & ブログ2周年を祝って

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‘ にゃにゃ-の遊園地 続編 ’ シリーズの始まりのお話です。

いりすが大きいワンちゃんを飼いたいと言いだして、にゃにゃ- は? 

2023年10月26日に掲載したお話です。

わんちゃん さんせい にゃにゃ- の遊園地 続編 & 甘い柿

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各カテゴリーの簡単な説明と、ぬいぐるみたちのお話の それぞれの始まりのお話を載せている記事をまとめています。

始まりのお話に入ったら、つづきのお話をたどっていくことができますので、遊んでみてください。

カテゴリー案内 始まりのお話 一覧

カテゴリーは『一覧』へ どうぞ。

manoir-entre-ciel-et-terre.hatenablog.com

 

JULIE LIVE の感想の記事をまとめています。

2024年 4月から7月にかけて、JULIE LIVE「甲辰 静かなる岩」開催されます。

‘ にゃ-♪ 最近の記事のまとめ1 ’ ( 2022年のLIVE感想 )この中にあります。

にゃ-♪ 最近の記事のまとめ2

カテゴリーは『一覧』『にゃ-♪』へ どうぞ。

manoir-entre-ciel-et-terre.hatenablog.com

 

Fairy tale はじめての方への おすすめ記事と物語です。

‘ はじめに( 改訂 )’ ‘ 冒険1 森の奥のお城へ ’ ‘ へ~んしん 馬車の中で ’ 『蝶々ひらめく』『にゃ-♪』おすすめ記事ほか、‘ カテゴリー案内 始まりのお話 一覧 ’ など、こちらです。

先の ‘《 ご案内 》はじめての方へ おすすめ記事とお話 ’ この中に入っています。

《 ご案内 》はじめての方へ おすすめ記事と物語

manoir-entre-ciel-et-terre.hatenablog.com

 

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